ミステリー分析。ちゃんと考えられる大人になる訓練とは?
- 2011年 12月16日
関西ではTOCfEの勉強会が月に1回行われている。
先日はゴールドラットコンサルティングの澤井さんをお招きして、
「ミステリー分析」と呼ばれるエクササイズを実施した。
TOCではおなじみ(?)のTrT(Transition Tree:トランジション・ツリー:移行ツリー)を応用した内容で、
- 想定外の事態が起こった、また起こりそうな場合に、
- 行動やとりまく事実との因果関係を確認して、
- そもそも見落としていたことは何か?を見つけだし、
- 想定していた結果につなげるためにどうすればよいか?
・・・を考える一連の流れを実践した。
この4つの手順にはそれぞれコツがあり、次の質問によって進行できる。
- 当初の思惑は何でしたか?
- 今までやっていたアクションを書き出してみてください。
- それらの事象やアクションをつなげてみてください。
- それで全部ですか?
- 想定外の結果を引き起こしている事象は何ですか?
- 何を見過ごしていましたか?
- その事象が本当に想定外の結果を引き起こしてますか?
- その事象を解消するうまい方法はありませんでしたか?
これら一連の手順に従って、グループで物事の因果関係を考察するのである。
TOCは正しい悪いといった評価ではなく、事象の因果関係で議論する。
または因果関係を議論するといってもよいかもしれない。
そして、印象ではなく具体的な事象や事実に基づいて議論する。
今回は、30分ほどの時間をかけて4~5名のグループ3チームで、大阪市・大阪府のダブル選挙についてミステリー分析で考察してみた。
平松氏をバックアップしていた陣営の立場になって、結果(落選)についてを題材とし、当初の思惑の設定から、ツリー(事象の因果関係をつなげるたもの)の構築、解消方法の提案までをそれぞれのチームが取組み、最後は発表して共有しあうのである。
私の個人の感想としては、因果関係の中に組み入れられる事象として、参加者共通の印象は組み込まれやすい。そして、できれば事象のひとつひとつに対して、事実確認を行ってみる作業は重要である、ということだ。