ICTとは何ですか? ITと何が違うのですか?
質問:ICTとは何ですか? ITとは何が違うのですか?
答え:ICTはITの後に来た、新しい概念を表す言葉です。
ITは2000年より前から使われていますが、ICTは2004年あたりから使用され始めています。
ICTとは、インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー(Information and Communication Technology)の略で、「情報通信技術」と訳される言葉です。
ITは、インフォメーション・テクノロジー(Information Technology)の略で、「情報技術」と訳されます。「IT革命」「ITバブル」「IT長者」などの言葉でおなじみだと思います。
日本ではITとICTが同義として使われていますが、本来、意味するものは異なります。
一番の違いは「コミュニケーション」の部分です。
用語の中で具体的に「コミュニケーション」を表現しているように、ネットワークや通信による情報と知識の共有が念頭に置かれた言葉です。
世界的には「ICT」の使用が定着しています。
日本でも総務省より出されている「IT政策大綱」が、2004年度より「ICT政策大綱」に名称変更されているように、これから徐々に定着していくでしょう。
「人間」とは「人の間」と書くように、「コミュニケーション」の必要な集団の中にこそ「人間」が成り立つと私は思います。
それを支えるテクノロジーという意味も含めて、私は積極的に「ICT」を使うようにしています。ただし、聞きなれない言葉だと思いますので、わかりやすさを優先して、現場では「IT」と表現することも多々あります。
菅 憲市

